社会福祉法人 北海道社会事業協会 余市病院

〒046-0003 北海道余市郡余市町黒川町19丁目1番地1

研修医・医学生【NO.1】 【NO.2】

佐藤 理 先生 KKR札幌医療センター斗南病院 研修医 研修期間:2014年1月6日~1月31日

佐藤 理
Q. 余市協会病院での研修について
A. 地域医療は、検査が限られておりCTやMRIもなく、その中でいかに診療をするのかというイメージがありましたが、余市協会病院では、ほぼ全ての検査と治療ができました。なので、自分のしたい検査を行えるのでとても実践的な研修が出来、勉強になったと思います。また、余市協会病院では外科の先生がメインで働いている病院だと聞いていましたが、外科疾患に限らず内科的な疾患から幅広く診療しており、オールラウンドに活躍する外科医の姿を身近で見ることが出来、外科医を目指している自分としても、とても刺激を受けました。
また余市協会病院では、斗南病院に比べると社会的な事情が多い患者さんが多かったです。病気が治っても帰れない患者さんもいました。住んでいる場所、年齢、家族構成等を考えて経過観察入院としたり、都会の病院とは入院の適応が違うことも勉強になりました。診療面では、外来、救急をこれだけ初診から診たのは初めてでしたが、主治医として計画方針から自由に診療をさせてもらいながらも、困った時など随所随所ではきちんとフォローして頂き、とても延び延びと研修できたと思います。
手技をする機会も多く、執刀医を含め手術や手技に参加させて頂きました。その点でも充実した研修になったと思います。忙しいけれど、とても楽しい研修を送ることが出来ました。
卒後の進路希望:外科

豊永 卓也 先生 北海道大学病院 研修医 研修期間:2014年1月4日~1月26日

豊永 卓也
Q. 余市協会病院での研修について
A. 余市協会病院はこの地域の砦として非常に限られた条件の中で救急患者を断らずに受け入れており、地域医療の一つのあり方を感じました。当院での地域医療研修はそうした背景もあり、忙しいと言われているかもしれません。しかし、実際に研修してみて実感したことは、忙しいことは忙しいですが、心が廃れる忙しさではないということです。特に主治医として責任をもって症状改善に努め、自分ができることを一生懸命できるという所に非常に遣り甲斐を感じました。また外来を診ていて経過観察入院等、入院の適応を自由に決めることが出来るのは臨床経過を肌身で感じることが出来る、初期研修医にとって数少ない貴重な経験だと思います。
また、病院の規模がそこまで大きくないことから、すぐに治療を開始しなければいけない、検査を追加しなければいけないとなった際の実現までの時間が、大きな病院に比べると非常に短いです。その機動力の高さは非常に大きな利点だと感じました。一方で医師が少なく、一部の専門領域に関しては後方病院に送る必要があり、自分達で診る範囲を慎重に考える必要性も実感しました。
丁度、私の研修中は、斗南病院、手稲渓仁会病院と他病院の研修医が来ていました。各病院のやり方、システムの違い、これまでの経験等々、皆違っており刺激を受けました。それもまた普段のローテーションでは味わうことのできないとても貴重な経験でした。
総合的に当院での研修は医療態度、病態の把握、全人的な治療法の選択、病棟マネージメントなど今後の医師人生における非常に重要な経験を積み、指導医の先生方からは心に残る沢山のメッセージを頂くことが出来ました。1ヵ月という非常に短い期間でしたが本当にありがとうございました。
卒後の進路希望:内科

浜畑 好昌 先生 手稲渓仁会病院 研修医 研修期間:2013年12月2日~1月5日

浜畑 好昌
Q. 余市協会病院での研修について
A. 丁度研修医が一人だったこともあり、とても忙しかったです。これほど忙しいとは予想していませんでした。特に外来が忙しかったです。症例暴露数がとても多く勉強になりましたが、同時に責任の大きさを実感しました。今までは指導医や先輩にいつでも相談できる環境から余市でのスピード感が要求される外来や救急対応で、責任を伴う決断を一人でしなければならないという場面を何度も経験しました。責任の重さに臆病になったり、悩んだりもしましたが、同時に医師としてのやりがいも感じられ、とても勉強になりました。
医療の面のみならず、社会的な問題を抱えている患者さんが多かったです。忙しい中にもじっくり考えて、総合的に対応することの大切さを感じました。人が足りていない地域では専門性と広さと両方が必要だと思います。私は循環器内科として専門性を持った上で将来総合内科医や家庭医として地域で働くことが目標です。
私に循環器の専門性があればもっと責任を持って患者さんを診れるのにと思った一方で、専門の枠を超えて様々な疾患に対する広さ・柔軟さがあればもっと多くの患者さんが診れるのにと思うこと多々ありました。
地域で働くことのやりがい、楽しさ、大変さを感じた1ヵ月でした。小さい病院だからこそ、医師、看護師、コメディカルが一丸となり良い医療を行おうとする姿勢が印象的でした。この1ヵ月の経験は今後目標とする医師像に向けて、自分に何が足りないのかを考えるとてもいいきっかけになりました。将来、専門性をつけた後、幅広くトレーニングを行い、いつか余市協会病院のように地域で頑張る病院で働きたいと思います。
卒後の進路希望:循環器内科

伊橋 卓史 先生 手稲渓仁会病院 研修医 研修期間:2013年11月5日~12月1日

伊橋 卓史
Q. 余市協会病院での研修について
A. 手稲渓仁会病院では、指導医も多く、自分一人で判断する機会はあまりありませんでした。余市協会病院で診療するに当たり、自分で判断、診療する機会が多く、その時に考え込んでしまうことがありました。自分の苦手な分野、弱点を認識できたことが収穫であり、反省点です。また病棟、外来、救急と多くの患者さんを診るにあたり、ポイントを絞って、トリアージの優先順位をつけて診療する重要性を感じました。
私は、将来、外科医として働きたいと思っています。元々、発展途上国での医療を志していることもあり、幅広く診療にあたる外科医になりたいと思う一方で、専門性の重要性も感じていました。今回、地域で活躍する臨床的に素晴らしい外科の先生と一緒に働けたことで、将来を考えるきっかけになったように思います。色々なところで立ち止まることが多く、病棟、外来の診療に時間がかかり、手術に入る機会が少なかったことが反省点です。
卒後の進路希望:一般外科

津島 隆太 先生 手稲渓仁会病院 研修医 研修期間:2013年11月5日~12月1日

津島 隆太
Q. 余市協会病院での研修について
A. 地域のイメージとしては、できることが限られている、最初の診断をして送ることしかできないと考えていました。妥協点を探すというイメージがありました。余市協会病院に来てみて地域医療のイメージが変わりました。検査もほぼ全てできるし、専門性の高い一部の疾患以外は病院で全て診ることができる。できることは全てやるという気持ちで診療にあたることができ、地域医療のイメージが変わりました。地域と都市部との格差はなくなりつつあると実感しています。
大きな病院では専門性が多く、疑問はすぐ解決できます。自分一人で判断する経験が必要だと考えていました。集中治療室も含めた内科の科も終了しある準備した状態で臨みました。実際に診療に入ると、一人では力不足も感じましたが、周囲のサポートも充実しており、充実した研修を送ることができました。主治医として、患者さん、そして家族に寄り添い、きちんとお話をすることの重要性を実感しました。医師の言葉は重みがあり、患者さん、ご家族に寄り添いながら丁寧にお話しする必要がある。
具体的には心不全、弁膜症の患者さんを2人お看取りしました。治療としては限界があり、死期が近づいている患者さんに対して、気持ちを寄り添うことで、できることを探ることの大切さを感じました。私の医師としての姿勢、スタンスに影響する大切な経験をすることができました。
看護師や技師さんが患者さんのために、一丸となって働いている姿勢が印象的でした。時間外であっても、フットワークが軽く、すぐ来てくれたり、融通を利かせてくれる。患者さんのために良い医療をしたいという皆の気持ちを感じました。
私の父は、余市協会病院と同程度規模の地域の病院で内科医として忙しく働いていました。消化器内科医でしたが、様々な疾患を現場で診ていました。田舎の病院での魅力を以前父に尋ねたときに、「患者さんの近くでベストな治療をすることができる。消化器のカメラは人に負けないし、気管支鏡で癌も見つけることができる。心不全で苦しむ患者さんを治したり、子供も診れる。出来ることが沢山ある。」と言っていました。今回の研修を経て、父の気持ちが分かったように思います。
1ヵ月は短かったです。2ヵ月やりたかったです。引継ぎやシステムに慣れるまでに1週間かかりました。消化器をもっと勉強したかったです。もっとエコーや内視鏡も経験したかったです。
Q. 病院外の楽しみは?
A. 柿崎商店では海の幸を楽しみました。故郷の青森と同じ海の幸があり懐かしく美味しかったです。ニッカウヰスキー工場は感動しました。ウイスキーにかける情熱、テイスティングで説明を受けながらのウイスキーの味わい、生まれて初めてのウイスキーの魅力を知りました。
卒後の進路希望:循環器内科

高宮 宗一郎 先生 北海道大学病院 研修医 研修期間:2013年10月28日~11月22日

高宮 宗一郎
Q. 余市協会病院での研修について
A. 地域医療では、できないこと、医療の限界が多いのではないかというイメージを持っていましたが、余市協会病院では、人の数、専門性や検査の限界がある中でも、限界をつくらず、できることを精一杯取り組んでいる印象でした。外科の先生が中心に診療されている病院と聞いていましたが、外科疾患だけでなく幅広い疾患を診療しており、幅広く経験することができました。丁度、内科の指導医や同期の研修医も多く、充実した研修を終えることができました。1ヵ月は短かったです。最初の2週間は慣れるのに精一杯で、でもその後は余裕もできて、いくつか手技にも入ることができました。2ヵ月間の研修期間があれば、もっと良かったです。
病院と施設との関わりが印象的でした。高齢者が多く、家からだけではなく、施設から入院するケースも多かったです。
Q. 病院以外の余市の思いではありますか?
A. ニッカのウヰスキー工場に行きました。あまりお酒は飲む方ではないのですが、雰囲気が良く楽しめました。山本観光果樹園のアップルパイもとても美味しかったです。
卒後の進路希望:脳神経外科
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