社会福祉法人 北海道社会事業協会 余市病院

〒046-0003 北海道余市郡余市町黒川町19丁目1番地1

研修医・医学生【NO.1】【NO.2】

大谷 勇紀 先生 手稲渓仁会病院 研修医 研修期間:2014年5月7日~6月8日

大谷 勇紀
Q. 余市協会病院での研修について
A. 地域の病院では人が足りないため、専門性に限らず幅広い範囲で診察を行う必要があるのが、これまでの地域医療のイメージでした。余市協会病院では人手は少ないものの、皆で相談しながら良い医療を提供しようという雰囲気があり、スタッフとの距離も近く、気軽に相談できました。余市協会病院での研修で楽しかったのは、最初から最後まで、患者さんを主治医として診ることができたことです。主治医として責任を感じながら、診断や治療を自分で選択し、分からないことを調べながら診察しました。一方で、実力が足りず悔しかった経験もありました。また自分が苦手とする分野を実感することができました。
余市の研修の時期に、学生さんが2人実習に来ました。地域の現場で自分の知識や経験を伝えたり、教育する機会が持てて、充実した時間を過ごしました。ベッドサイドで教育し合う環境があるのは素晴らしいと思います。私は今後、小児科の専門医となった後に、内科医の研修を経て、小児科医と内科医を両立する予定です。今回の研修を通して、内科医として今後、どのように経験を積む必要があるのかが見え、今後の道筋が見えたように感じています。
これから小児科、内科の経験、知識を十分に習得し、いつか余市協会病院のような地域の病院に戻ってきたいと思います。
Q. 病院外の楽しみは?
A. 休みの日や、当直以外の日は遊びに行ったり、飲みに行ったりして、余市を満喫しました。天気が良く、春の余市は最高でした。ニッカウヰスキー工場、ワイナリーも楽しかったです。飲み屋は、ぐでんぐでんが好きで、よく行きました。渓仁会の同期の研修医と余市研修を通して仲良くなれたのは、今回の収穫の一つです。病院で困ったときもお互いに相談し合い、プライベートでも色々な場所に一緒に出かけました。
卒後の進路希望:小児科・内科

鈴木 潤 先生 手稲渓仁会病院 研修医 研修期間:2014年5月7日~6月8日

鈴木 潤
Q. 余市協会病院での研修について
A. 普段研修している病院では100人を超える医師のうちの一人で立場も一番下っ端。しかしここでは数人の医師のうちの一人であり、様々なことで周りから頼られます。最初は自分がこういる環境でできるのか不安でしたが、救急対応や外来、病棟勤務については悩みながらも自分なりに対応できたケースもあり、なんとか病院の歯車として役割をこなせたのではないかと考えます。
たくさん入った当直では緊張感を持って充実して過ごすことができました。自分の判断で治療や方針を決め、迷った時にはすぐ入院させて経過をみることができます。全ての上級医にも気軽に相談できるのも大きな支えになりました。夜中に院長先生が駆けつけてくれてペースメーカーを入れてくれたり、重症例にあたったときに担当した内科の上級医と泊まり込みで患者さんに張り付いて病態をディスカッションしたりしたことが印象に残っています。
普段の研修との違いを感じたのは内科外来です。そこでは「かかりつけ医」としての技量が求められるので、その場限りではなく今後のことを考えてきちんと対応することが大切だと実感しました。救急外来での決まり文句のような「明日、専門/かかりつけの先生に診てもらいましょうね」は通用せず、自分で何とかするしかないのだな、と責任を感じました。
また、研修中には高齢者の患者さんのお看取りの方針を決める重要な説明を主治医として判断し、担当することがありました。癌があるわけでもなく、すごく重症なわけでもない。ただ年齢、病気と共に食べることができなくなったり、衰弱する患者さんがいて、どこまで治療ができるか、どの時点から、きつい思いをさせず、お看取りに向かうのか。悩みながら検査をしたり、家族と話をする上で気づくこともあり、良い経験ができました。
終わってみると1ヵ月はあっという間でした。様々な経験ができましたが、外来でも来月フォローできないと思うと、薬の調整や検査もためらわれた部分もありました。地域のためにもっと継続して半年くらい長い期間で関わっていきたいと思いました。
Q. 病院外の楽しみは?
A. 当直以外の日は、渓仁会の同僚と飲みに行くことが多かったです。道外出身の自分にとって余市の海の幸山の幸、そしてお酒はまさに逸品でした。心温まる行きつけの飲み屋さんでは、そこに来る皆さんと話をすること、地域が見えたように思います。余市病院は地域の人に大切にされていて、病院のスタッフ一人一人が大切な存在で、一緒の地域で働いている、病院がそういう存在であることは嬉しかったし、自分もその信頼に応えなければいけないという使命感を感じました。これまであまり話をしたことがなかった同僚だったのですが、夜中でも患者さんや病気のことで色々と相談したり、休みの日は一緒に遊びにいったりするなど、強く信頼しあう関係を築けたのは収穫でした。病院スタッフの方もとても優しく、初夏の余市は最高で素晴らしい1ヵ月でした。やり残したことは…フルーツ狩りくらいですね。笑
卒後の進路希望:外科

土地 浩朋 先生 手稲渓仁会病院 研修医 研修期間:2014年4月1日~5月6日

土地 浩朋
Q. 余市協会病院での研修について
A. 余市協会病院では幅広く色々な疾患に対応しており、ほとんどの疾患疾患を最後まで診ることができました。救急、外来といった初療から、入院を経て、退院後外来まで主治医として責任を持ってフォローすることができ、流れが分かりました。一方で高齢者が多く、社会的な事情を考えて入院適応を考えたり、退院先を確保したり、地域医療ならではの苦労を経験することができました。救急、外来は最初は一人で診ますが、上級医がフットワーク軽くサポートしてくれるため、楽しく充実した研修を終えることができました。初療から自分で診ると責任の度合いが違いました。頻回に経過をfローし、診療の決断に対する責任を持つことの重要性を感じました。
消化器科はまだ研修しておらず、胃潰瘍、ピロリの除菌、アニサキス等、消化器疾患が勉強になりました。1ヵ月では足らず、長く研修したかったです。また、地域医療枠としての余市の研修でしたが、医療過疎は非常に深刻であることを実感しました。そこでは、医師、医療スタッフの一人一人が労力でカバーするこで医療の質をなんとか維持している状況でした。日本の医療の問題の一つを身を以て経験する良い機会にもなったと思います。
卒後の進路希望:外科

畑本 貴則 先生 手稲渓仁会病院 研修医 研修期間:2014年4月1日~5月6日

畑本 貴則
Q. 余市協会病院での研修について
A. 地域医療の病院では、全て一人で診療をしないといけない印象がありました。実際、余市に来てみると、上級医がフットワーク良くサポートをしてくれ、チーム医療として充実した研修を終えることができました。余市協会病院では研修医が全ての患者を1st touchで診れること、特に救急対応を初療から一人で診ることができたのが非常に勉強になりました。経験した症例も都会の病院で遭遇するものと何ら変わりなかったと思います。
また、救急や外来で決断力を求められることが多く、自信がつきました。余市協会病院での診療については、診断はCT、MRIを使い、きちんと判断が可能ですし、外科医師がフットワーク軽く、手術をしてくれます。非常に頼もしい診療体制だと思います。
今回の研修を通して、自分の弱さとして、診断能力、経験量が足りないことが分かりました。もっと色々な症例を経験していきたいです。充実した1ヵ月でした。もう少し余市で長く研修をしたかったです。ありがとうございました。 卒後の進路希望:外科

枝川 峻二 先生 手稲渓仁会病院 研修医研修期間:2014年3月3日~3月31日

枝川 峻二
Q. 余市協会病院での研修について
A. 手稲渓仁会病院では初療、外来を診ることが少なかったため、余市協会病院で外来、救急患者を多く診療することは勉強になりました。幅広い疾患を経験することができました。疾患の種類は手稲渓仁会病院の総合内科と遜色ないように感じています。
看護師さんを始めコメディカルの皆さんが協力的でした。フットワークが軽く、夜でも協力してもらえました。患者さんのために皆で良い医療をしようという気持ちを感じました。
紙カルテで時に患者さんの既往、情報がまとまっていないことがありました。オーダリングや電子カルテがあると更に良かったと思います。
周辺の病院が医師不足から救急対応を行っていないため、遠くから救急搬送される患者さんも多くいました。余市協会病院も決してマンパワーは十分ではありませんが、救急患者を24時間受け入れて(それも対応できるものは、ほとんど断らない)いるのは地域の病院として素晴らしいことと思います。今後もこのような体制を維持できるよう、地域住民の方々の理解と協力をお願いしたいです。
卒後の進路希望:消化器内科

山本 恭史 先生 手稲渓仁会病院 研修医 研修期間:2014年2月3日~3月2日

山本 恭史
Q. 余市協会病院での研修について
A. 予想していたよりも救急患者が多く忙しい研修でしたが、周囲の方々に恵まれ、楽しく充実した研修を送ることができました。余市協会病院は地域の中核病院として、救急患者を断らずに受け入れており、様々な症例を経験できました。一人で判断しなければならない状況も多々ありましたが、外科/内科共に指導医に気軽に相談できる環境であり、非常勉強になりました。幅広い疾患を経験することで自分の弱い部分がみえたこと、手技も比較的多く経験することができたのは、自分にとって大きな収穫となりました。  私は僻地の診療所で一人で診療できる家庭医を目指しており、地域医療に携わる医師は専科に限らず広く診療することが必要だと感じています。これはこの研修で強く感じたことでもあります。余市協会病院の先生方は、幅広い疾患に対応しながらも、得意分野を持っており、お互いに補い合うことでバランスの良い診療ができていると強く感じました。この研修で、将来の自分の目指す医師像が少し固まってきたように思えます。  システム、オーダリングの違い等に慣れるのに時間がかかりましたが、1ヵ月という研修期間はとても短く感じました。いつの日か、成長してまたこの病院に戻ってこれたらいいなと思っています。1ヵ月間本当にお世話になりました。卒後の進路希望:家庭医
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