社会福祉法人 北海道社会事業協会 余市病院

〒046-0003 北海道余市郡余市町黒川町19丁目1番地1

【2015/11】Tha Song Yang Hospital (2)

海外の活動

「雨季は住民が病院に来れないんだ。道が悪くて」「昨年は妊婦が移動中に一人亡くなった。雨季で病院に来れなかった」院長のDr. Nuengが言います。
Tha Song Yang hospital がカバーしている2次医療圏は100km程度でミャンマー国境地帯の山奥になります。プライマリケア、プライマリヘルスケアを行うHealth promoting hospitalとprimary care post(簡易診療所)が20程度あり、health care workerを中心に活動を行っています。
Tha Song Yang hospital は、多くのプライマリケアの施設を管理、サポートしており、院長先生の視察に同行しました。杉原さんの投稿に書いてあるMae ra merngから車で2時間更に奥地に入ります。
雨が多い地域で、舗装されていない道路はかなり状態が悪いです。4WDのタフな車で走ります。一番奥のPrimary care post(簡易診療所)までは病院から5時間かかりました。道路の悪さは何回か政府に手紙を出しているとのこと。雨季で道路が使えないときに軍のヘリコプターを使う相談もしたようですが、まだ現実になっていません。連絡を受けたら病院から救急車を出して途中でドッキングして患者さんを搬送する方法をとるとのこと

海外の活動

「ここの村では数年前妊婦が、出産後大量の出血で亡くなった。貧しい家庭で妻がなくなった後、夫は育児を拒否したんだ。その家庭は崩壊してしまった。」とDr. Nueng。タイ全土では妊婦の90%が病院で出産しますが、この地域では70%が自宅分娩とのこと。 村の電気はソーラーシステムですが、常に電気が使えるわけではなく、電話は通じません。病院との通信は、電波塔を立ててトランシーバーのようなもので行っていました。電波塔のバッテリーが壊れていました。
「この状態で、どうやって病院と連絡をとって、病院に来るんだ。」非常に穏やかな院長先生がまじめな顔になり、Health care workerと村の代表に話を始めました。「母親は出産で亡くなってはいけない」「病院に来たら助かるかもしれない。とにかく病院に連れてきてほしい」
病院には保健師等スタッフが10名以上在籍しており、デング熱やコレラ等のoutbreak時には診療所のスタッフと共同で活動にあたります。病院が行うプライマリケアの形として地域との連携が素晴らしいです。

海外の活動

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