社会福祉法人 北海道社会事業協会 余市病院

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【2015/11】タイマッサージ、一般病棟での研修での研修

マヒドン大学熱帯医学看護研修

今週はタイマッサージの外来へ行ったり、1日ずつしか行けなかった個室病棟や一般病棟の男性病棟へ行ってきました。
もう一か所行ってきたところがあるのですが、それはまた別の日に報告をアップします。
タイマッサージの外来では、平日の午前中は医師がきて、新規患者さんと、再診の方は3か月に一度の診察を行っていました。タイ医学では体の流れをみて、滞りのあるところを流すという考えで治療をしていくそうです。診察時、トリガーポイント(つぼ)を押した瞬間に患者さんが「痛い」となったりしている様子をみて、技がすごいと思いました。もちろんそれだけでなく、肩こりや腰痛のような問題でなくほかの疾患が疑われる場合は、検査を行なったり通常の外来を勧めたりするそうです。
公立病院の治療としてマッサージを行うので、週に一度1時間20分の施術を受けるのは保健適応で無料、それ以上行う場合は自費となるそうです。概ね3回ほど施術を受ければよくなってしまうそうですが、継続的に通う患者さんもいるそうです。タイの人たちは、まずはマッサージをすれば良くなると思っている部分があるとのことで、最初の選択肢としてここの外来へ来るそうです。診察して重症なケースであったり、マッサージができない重度の高血圧や低血圧症などに関しては、通常の外来で鎮痛薬を使用した内服治療をしたり、先週訪問したリハビリテーションの外来で行っているような治療をしていくそうです。タイマッサージの利点としては、筋筋膜性疼痛症候群という筋肉に強い痛みを感じる疾患にとても効果的であること、リラクゼーション効果も得られること、肝臓や腎臓等に問題を抱えているような薬を多くは使いづらい方にも行えることなどがあるそうです。

マヒドン大学熱帯医学看護研修

各病棟では、また日本とタイの医療の違いを見ながら、時々ケアにも参加させてもらったりしてきました。今までも個人的に看護師さんたちと話したり写真を見せたりしながら、余市の病院、日本の病院の話をしてきたのですが、今週は病棟のみんなに、写真をいっぱい載せて作ったパワーポイントを使って余市病院の紹介とタイと日本の病院の違いについて話をしました。英語がわからない人たちも興味津々に見てもらえてとても嬉しかったです。
タイでは助手さん(ここではPNと呼んでいました)になるには1年学校に通う必要があり、その中で実習をしたり技術や疾患、薬についても学ぶようです。そのためPNが行うことが多く、血圧測定から導尿、吸引等まで行っていました。他にもさまざまに違う部分もあるけれど、忙しいけれども患者さんへ丁寧に声かけをする姿だったり同じく思う部分も多くありました。そうした話の共有や、余市病院の取り組み、美しい自然やおいしい食べ物等の紹介をして、ワイワイと話をしてきました。

マヒドン大学熱帯医学看護研修

マヒドン大学では多くのデング熱のケースを見て、また知識の多い看護師さんたちから熱帯病について教えてもらいました。それだけでなく、タイの医療システムだったり同じように増えていく高齢者への医療、タイの看護師の仕事や考えなど様々に学ばせてもらいました。特にこうして看護師さんたちと情報、意見を交換するのはとても面白く、勉強になりました。この繋がりをこれからもぜひ大切にしていきたいと思います。 来週から行くTakという地方の病院の話をすると、皆口をそろえて「良い人たちがたくさんいるところだよ」と話すので、気を張りすぎないで行きたいと思います。

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