社会福祉法人 北海道社会事業協会 余市病院

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【2015/9】マヒドン大学での研修(一般病棟)

マヒドン大学熱帯医学看護研修

杉原です。今週はマヒドン大学の一般病棟(男性病棟、女性病棟)で研修をしていました。
患者さんは熱帯病(デング熱、マラリアなど)だけでなく一般的な内科の方もいました。だいたい15床前後患者さんが入っていて、看護師は3交代制で日勤と準夜勤が2人、深夜勤が1人の対応、助手さんが各勤務3人くらいずついました。看護師は医師からの指示受け係と点滴や内服薬配布係に分かれていて、主に医療行為や記録を中心に行っていました。助手さんがケアやナースコール対応などをしており、口腔ケアや吸引、経管栄養の投与も行っていました。

マヒドン大学熱帯医学看護研修

日本と違ったり同じだったりのところを色々と見させてもらえるのはとても興味深かったです。
例えば、ベッドバスは1日1~2回も行い、石鹸を使用した後に、桶に用意した水をタオルに含ませて流していました。日本では水を使用したら大変なことになってしまいますが、タイでは一般家庭では水のシャワーや汲み置き水を使用することが普通なので、なるほどと思いました。看護記録は各勤務帯でアセスメントがなされた記録が書かれており、せん妄や転倒のリスク、褥瘡のリスクのチェックシートなどもありました。もちろん、恵まれた大学病院だからこそできるケアだったり体制だったりといったことがあるのかもしれないので、一概にどこの病院も同じではないとは思いますが、もはや発展途上国ではないタイの医療や看護のレベルの高さを感じました。
デング熱の患者さんも多く、症例を見させてもらいました。デング熱特有の発疹は、はっきりしているものはわかりやすかったのですが、鑑別が難しいケースもありました。


マヒドン大学熱帯医学看護研修

病棟でも、特に若い看護師さんたちは英語を話せる方が多くてびっくりしました。病棟の仕組みや疾患のことから、勤務体系、また今後やってみたいことまで色々な話を聞かせてもらいました。仕事をしながら土日だけ修士課程を通って5年かけて取得した方や、医療訴訟になったときに看護がわかる弁護士がいないから、今後法律家になることも考えていると話す方、老年看護の修士課程を取って病棟で勉強会をしている方もいました。とてもみんなモチベーションが高くすごいなと思いました。


また今週は酪農学園の方たちと一緒に、熱帯病の講習を受けたり、日本大使館の医務官の方とお会いしたりもしてきました。
講習では、来週よりドクターのフィールドワークに連れて行ってもらうので、その予習ができました。色々な方とお会いする中でも、世界が広がってまた面白いです。
来週はラオスの国境近くのフィールドワークに連れて行ってもらいます!

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