社会福祉法人 北海道社会事業協会 余市病院

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【2015/9】マヒドン大学、タイ地域の病院での熱帯医学看護研修 <第二弾>

マヒドン大学熱帯医学看護研修

火曜日、NPO法人メータオ・クリニック支援の会(JAM)http://japanmaetao.org/にお世話になり、メータオ・クリニックの見学、移民学校、ごみ山へ行きました。

メータオ・クリニックは支援者からの寄付で運営されており、無償の医療提供や地域の公衆衛生活動を行っています。
患者さんは、貧困などでミャンマー国内で医療を受けられず国境を越える人やタイ国内に住む移民や難民で、年間12万人ほどの外来患者さんと1万人以上の入院患者さんがいます。
(JAM 資料より)

マヒドン大学熱帯医学看護研修

病院にはレントゲンがなかったりと設備が十分でなく、また高度な医療を提供することは難しいため、詳しい検査や治療が必要な患者さんは、スタッフで検討の上、メソト病院に搬送されるそうです。また医療者は都市部に集まってしまっており、育成する教育システムもここには十分にありません。そうした中でタイの大学の公衆衛生のカリキュラム等を参考に、医療従事者の育成もこの病院で行われていました。お金も国籍も関係なく医療が受けられるよう支援する大事な病院だと思いました。背景や状況が違っても、考え方としては日本の地域医療と似通った部分があると感じました。資源も人も十分ではない中で、どのようにベストを尽くし、地域の住民のためにあるべきか、常に向上心をもって取り組む姿は、この病院で支えるスタッフやNGOの方にも共通すると思いました。またこの病院では学校保健にも取り組んでいたのですが、地域の公衆衛生活動へ取り組むことの大切さも、日本においても同じだなと思いました。


マヒドン大学熱帯医学看護研修

ゴミを拾って売りながらその場所で生活する方たちの見学では、強い衝撃を受けました。まさにゴミの山の中で、臭いもすごい中、そこから売れるもの(使えるもの、瓶、缶など)を探して集めている。探したもので家(といっても強い風が吹けば壊れてしまいそうなところ)もその中に建てる。
その近くの学校に住む子どもたちの中には、お金は必要だけど勉強を必要と感じていない子もいるとのこと。本当はすごく支援が必要なところだと思うけれど、現状が一番わかりにくいところでもあったりして、なかなか支援も入りづらいところなのかなと思いました。もやもやとした気持ちが残るところでした。
移民学校では、子どもたちと思いっきり遊んできました。

移民学校は塾のような学校で、ミャンマーからの移民や難民、国境を超える人々の子どもが通っています。挨拶をしたり歌を歌ったりしてくれました。その後は汗をかきながら、飽きることなく紙風船で子どもたちと遊んでいました。遊ぶ時間が終わるとみんな列になって戻り手を洗って昼食を食べていました。本当に素直でまじめ!いっぱい学んで将来を担っていってくれたらいいなと思いました。

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