社会福祉法人 北海道社会事業協会 余市病院

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【2014/8】シリントーン王女のプロジェクト

シリントーンの王女プロジェクト

2014年8月12日から8月16日の間、タイ北部の村Pak Chomでのシリントーン王女のプロジェクトにマヒドン大学熱帯医学部のチーム(7人)で参加しました。
シリントーン王女は現ブミポン国王の次女になります。
1990年代から地域の視察に訪れるようになりました。幅広い学究心と人柄の良さでタイ国民から非常に高い人気があります。Loei Provinceはタイ北部の県で、メコン川(タイではKhong river)を隔ててラオスとの国境があります。
北部といっても東北部に近い県です。バンコクからは約600kmの距離です。空港も近くにあるものの、顕微鏡等の荷物があること、金銭的な理由でバンでの移動となりました。

シリントーンの王女プロジェクト

この周辺には公営の小さな診療所があります。医師はいませんが、看護師やHealth care staffが滞在しており、ワクチン接種やプライマリケアを行っています。慢性期疾患の処方に関しては近くの病院から医師が月に1~2回訪れ、処方する仕組みになっています。看護師は病院の医師とネットで相談できます。手に負えないときは病院に搬送するとのことです。

シリントーンの王女プロジェクト

シリントーン王女の訪問は村の小学校で行われました。学校は綺麗でした。王女は以前からこの地域を定期的に訪れており、給食の提供、インターネットの促進、学校内での菜園の支援を行っているとのことです。

シリントーンの王女プロジェクト

僕らは子供たちの便の寄生虫の検査をします。ぜん虫、原虫共に低い感染率でした。衛生状態は良いようです。陽性例に対しては治療を行います。また、頭のシラミのチェックをしました。女の子はほぼ全例陽性でした。

シリントーンの王女プロジェクト

シリントーン王女訪問の日は、朝から周辺住民、警察、車、教育関係者、医療従事者が集まりました。周辺の警備、教育、栄養、農業、医療等様々な側面での報告があるようです。マヒドン大学歯学部からは50人を超えるスタッフが参加し、移動式の診察台18台、電源、吸引機等を持ち出していました。無料で歯科のチェックと治療が受けられます。簡単な手術も行っていました。僕らは寄生虫の罹患率、陽性症例の糞線虫の症例を顕微鏡でお見せして説明しました。糞線虫について、王女は詳しい知識を持っており、様々な質問がありました。
シリントーン王女を撮影することはできないので、王女の写真はありません。様々な場面でメモを取りながら笑顔で積極的に質問をする王女の姿が印象的でした。王女は20年以上、山岳地域の問題に携わっており、子供たちの栄養状態を改善すべく給食制度を作ったりしましたが、更に改善すべく歯科チェックや寄生虫の治療も行っているようです。

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